女性病
(不妊・冷え・更年期障害)
女性病(不妊・冷え・更年期障害)
女性ホルモンが乱れると、身体の機能に影響が及び、中でも血行(血液の状態・流れ)は悪影響を受けます。
昔から「血の道症」や「婦人病」と呼ばれてきましたが、近頃は若い女性も含める意味で「女性病」という言葉も使われています。
女性病を女性ホルモンの状態によって分類してみると、以下のようになります。
①思春期・・・ホルモンの分泌量が急増し不安定な時期
②成熟期・・・ホルモンバランスが整って一番安定している時期
③プチ更年期・・・早めに現れる更年期と同じ症状がでる時期
④更年期・・・急激にホルモンの分泌が減少する時期
⑤熟年期・・・ホルモンの減少に身体が慣れてきた時期
女性の身体には、赤ちゃんを授かり、育んでいくための女性ホルモンが大きく関与していきます。
この大切な女性ホルモンは、いろ んな意味で女性の身体をしっかりと守ってくれています。また女性ホルモンは年齢とともに変化していきます。
女性の一生
①思春期女性ホルモンの分泌が急増しまだ安定していませんが、
女性の身体を作る一番大切な時期です。
この時期の苦情の多くは「生理不順」や「生理痛」などです。
女性としての身体を、まだ自分のこととしてとらえていない
場合が多く、お腹や足を冷やしてはいけないという自覚を
もつことが大切です。 この時期から自分の身体を作る最高の
材料の天然の必須栄養素製品と初潮からおばあちゃんまで
オールマイティーに効果のある現代女性用漢方薬をおすすめしています!
②成熟期ホルモンのバランスが整って一番安定している時期。
20代前半からグッと増え、
30代半ばにかけてピークになります。妊娠・出産に
適している時期ですが、だからこそ女性ホルモンに振り回
される時期でもあります。表面に現れる様々なトラブルに
うまく対処していく必要があります。
③プチ更年期ホルモンの分泌のピークが過ぎて少しずつ
老化がスタートしてきます。閉経への準備段階も気になりますが、
早く異変の現れる人と、全く身体の変化の無い人に分かれてくる
時期です。子育て、多忙な仕事、人間関係、介護の疲れなどのストレス
が原因でホルモン分泌量が低下し起こります。
④更年期加齢などで卵巣機能が低下し、卵巣が脳からの指示通りにホルモンを分泌
できないため、月経周期が乱れたり、経血量が変化します。
その対応に脳が戸惑い「自律神経を整える作用」の余裕ができ なくなり、
不定愁訴といわれる苦情が出てきます。
また、ホルモンの減少により、肌や髪にも影響が起こり、さらに動脈硬化
や骨粗鬆症なども起こりやすくなります。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあります。
ホルモンが減少したことで生じる更年期の様々な症状の緩和には非常に
頼もしい味方です。
⑤熟年期やっと更年期が過ぎたとホッとしていませんか?
実はホルモンの減少に身体が慣れただけで、
本当の更年期はこれからです。
この年代に起こる様々な症状には、骨密度の低下、
尿失禁など若い頃はホルモンに守られていた皮膚や粘膜や骨、
脳などに一気に様々な症状が出てきます。
いろいろな女性病
生理不順一般的に生理の周期は25~38日、持続日数が3~7日の間で、毎回ほぼ同じ周期・日数で起こります。
この周期が乱れたりと一定しない場合を生理不順をと言います。
特に3ヶ月以上生理が無い場合には、卵巣の働きが衰えている可能性があります。
また、生理以外の出血がある場合は、子宮に何らかの異常が考えられます。
生理痛生理で出血が続く期間は3~7日で、通常はその間に
激しい痛みが起こることはありません。
痛みの原因としては、骨盤内の血行が悪く
なっていることが挙げられます。
生理の時に「プロスタグランジン」という
筋肉や血管を収縮させて痛みを起こす物質が出されます。
血行が悪いと、この「プロスタグランジン」が長く留まってしまうので痛みを起こし
やすくなり、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている可能性もあります。
冷え性冷え性は、血行が悪くなったり、体温を調整する自律神経の働きが乱れるなどによって起こり、更年期の時期や寒い時期に多く発生します。
手・足・腰などを特に冷たく感じ、耐え難い場合を冷え性といいます。
部位は腰部が最も多く、ついで足部が多いといわれます。
冷え性は血行障害が大きな原因ですがその誘因は自律神経やホルモン機能の乱れ考えられます。
更年期障害更年期は閉経をはさんだ前後5年程度、個人差はありますが
45歳~55歳までのおよそ10年間をいいます。疲労感、頭痛、
肩こり、のぼせ、冷え、異常発汗といった身体的な症状から、
イライラ、憂うつ感、不安感、集中力の低下など精神的な症状まで、
様々な症状が起こります。一般的には更年期に入ると始め生理
の周期が短くなり、その後徐々に長くなって閉経に至ります。
また最近は、20歳代~30歳代の若い女性
にも同じ症状が見られるケースが増えています。
これは「若年性更年期」と呼ばれ、疲労やストレス、
無理なダイエットで卵巣の働きが低下することが原因です。
妊娠・出産元気な赤ちゃんを授かるためには、「冷え体質」にならないような身体作りに心がけ、自分の身体の正常なホルモンバランスを作っていき、精巣や卵巣の働きを正常に保つことが大切です。ベースとなる体を作る最良の材料の天然の必須栄養素製品。 血流・ホルモンバランスを整える現代女性用漢方薬。またしっかりした妊娠を継続するために生命エネルギーの源、『腎』を補う補腎剤がおすすめです。漢方では『腎』と言う概念があり(腎臓とは違います)、泌尿器系をはじめ生殖系、ホルモン系、神経系などに関する働きを含む大変幅広いものです。
不妊症のかたは、この腎の働きが弱っていると考えられます(腎虚)。
腎虚になると、疲労・精力減退・発育不良などの症状が現れます。
男性不妊にもよく使われる処方です。
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①女性専用漢方薬 25日分 6,160円~
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(100%天然なので人体には全く無害です)
以上、2剤の併用が当薬局の基本処方となります。
その他、病状に応じて下記の処方追加・変更があります。
③補腎の漢方薬 1ヶ月分 16,500円~
④女性専用機能性食品 15日分 5,724円~